「税務顧問とはどんなサービスなんですか?」「顧問料の内訳を教えてください」というご質問を受ける場合があります。
実はこの「顧問」の定義は、税理士事務所によってバラバラなのが実情で、そのために様々な混乱があるようです。でするので顧問料の内訳も、税理士事務所によって様々です。
まず、当税理士事務所の顧問の定義をご紹介させていただきます。
こうした定義が何種類もあることを貴社が知っていないと、税理士事務所と話をするときにズレが生じてしまいます。
ですので、こうした内容を確認しておいたほうが、話がスムーズに進むと思われます。
当事務所では、月次監査とそれに立脚した助言業務を主軸としております。
月次監査は手間がかかるもので、作業として何をやっているのか、経営者からは分かりにくいものですが、月次監査を行わないと貴社の状況を把握することができず、かえってよくないアドバイスをしてしまう可能性が高まります。
自動化とは当事務所が記帳代行(領収証の整理など)をするのではなく、貴社にて会計ソフトを用いて入力を行うことをいいます。
- 自動化のメリット
- 当事務所の記帳代行よりも、早く月次試算表ができる
- 自動化のデメリット
- 早く月次試算表が出来上がりますが、客観的正確性に問題がある場合もある(専門化のチェックを受けていない段階のものであるため)
「自動化するので顧問料を安くして欲しい」というお客様もあるようです。しかし顧問料の中に占める記帳代行のコストは大きくはありませんので、大幅なコストダウンにはならないのが現状です。
自動化のメリットはスピードであり、コストダウンだけを目指すと、思ったような結果とならない場合も多くあります。
当税理士事務所では、自動化をしたお客様に対しても、月次監査をしっかり行うことで「税務調査にも強く、管理会計にも役立つ」ことを強みとしています。